商品番号:297162
- 発行国:
- ポルトガル
- 造幣都市:
- リスボン
- 発行年:
- 1834
- 額 面:
- 400レイス
- 金 性:
- Silver916
- 造幣数:
- 1,864,278枚
- 表図柄:
- キリスト騎士団十字
- 裏図柄:
- ポルトガル王国紋章
- サイズ:
- 35.6mm
- 重 量:
- 14.75g
- 資 料:
- KM403.2/Dav264
- 状 態:
- EF- cleaned
女王マリア2世の治世初期に発行
表面の紋章からクルサード (*CRUZADO=十字印)とも呼ばれ、周囲部には「IN HOC SIGNO VINCES (=この印によりて汝は征服者となる)」銘が配されている。
マリア2世はナポレオン戦争によってポルトガル宮廷が逃れた先のブラジルで生まれた。父のペドロはブラジル独立に伴い皇帝に即位し、マリアは皇女として育てられたが、ポルトガルに帰国した祖父のジョアン6世が崩御すると7歳でポルトガル王位を継承した。しかし幼いマリアがブラジルを離れることは無く、その隙に叔父のミゲルが実権を掌握し王位を宣言した。それに対し父ペドロはブラジル皇帝を皇太子に譲位すると、娘マリアと共にポルトガルへ帰国。軍を率いてミゲルとの内戦を引き起こした。

父ペドロとマリア2世(右側)
この400レイス銀貨が発行された1834年に内戦は終結し、敗退したミゲルは6月にイタリアへ亡命、ペドロは9月に病没した。議会は15歳のマリアを女王マリア2世として正式に認め、権威の委譲と女王の親政を宣言した。
その後もポルトガルはクーデターや叛乱、外国軍の介入など内政混乱が相次いだが、マリア2世は公衆衛生や公教育の拡充に注力したことから「教育王」と称され、1853年に崩御するまで女王として君臨した。



















