商品番号:291405
- 発行国:
- ローマ帝国
- 地方名:
- エジプト属州
- 都 市:
- アレクサンドリア
- 発行年:
- AD248-AD249
- 額 面:
- テトラドラクマ
- 金 性:
- AE
- 表図柄:
- フィリップス・アラブス帝
- 裏図柄:
- テュケ女神立像
- サイズ:
- 24mm
- 重 量:
- 12.83g
- 状 態:
- VF+
エジプト(*アエギュプトゥス)属州で発行された4ドラクマ貨は、主都市アレクサンドリアを中心とした属州内でのみ流通し、日常的な取引で使用されました。従来は低品位の銀で造られ、ローマのデナリウス銀貨とほぼ等価でしたが、3世紀には帝国全体のインフレーションに伴いほぼ銅素材で製造されました。
ギリシャ系のプトレマイオス王朝を経てローマ帝国の支配下に入ったエジプトでは、急速に社会・文化のローマ化が進んでいました。ミイラの文化など、信仰面では独自性を保っていましたが、穀物を生産する豊かな属州の一つとして市民生活の文化水準は高く、ローマの伝統や文化も上手く取り入れられていました。こうした異文化の融合は、当時のエジプト市民の間で使われていたコインのデザインにも表れています。



同時代のエジプトで造られた「ミイラ肖像画」。包帯で巻いたミイラの顔部分に置かれました。この頃には伝統的なマスクではなく、故人の生前の容姿を活き活きと描いたものが流行していました。ローマ帝国時代のエジプト人の服装や髪型、装飾、化粧などを今に伝えています。この頃から既に、人々の容姿もローマ風になっていたことが分かります。



















