エジプト王国 1937 10ピアストル銀貨 ファルーク1世

価格: ¥22,000 (税込)
数量:
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商品番号:290194

発行国:
エジプト王国 
製 造:
英国王立造幣局(ロンドン) 
発行年:
AD1937/AH1356 
額 面:
10ピアストル 
金 性:
Silver833 
図 柄:
ファルーク1世 
サイズ:
31mm 
重 量:
14g 
造幣数:
2,800,000枚 
資 料:
KM367 
状 態:
EF- 

 ファルーク1世(1920-1965)はイギリスで教育を受け、1936年に16歳でエジプト国王に即位。ムハンマド=アリー朝時代のエジプトは事実上イギリスの属国であり、第二次世界大戦中にはファルークも度々イギリス政府から圧力をかけられた。そのためファルークは政治より享楽的な生活に没頭し、愛人とギャンブルや狩猟、美食、スポーツカーなどに莫大な資金を投じた。緊迫する国際情勢の最中、莫大な富を湯水のように浪費し、欲しいものは何でも手に入れようとした。伝説では腕利きのスリ師を赦免する代わりに手口を聞き出し、その技を使ってウィンストン・チャーチルの時計を盗んだと云われている(*1942年2月にカイロで会談した際に盗むもすぐに返却したとされる)


    Farouk.jpg

                狩猟中のファルーク1世 (カイロ近郊, 1946年)


 放蕩な私生活によって国民の支持は離れ、さらに戦後は民族主義の高まりからイギリス寄りの現体制に対する反発が強まった。第一次中東戦争の敗戦によって軍内の不満が高まり、1952年7月には自由将校団によるクーデターが勃発。ファルークは王室ヨットに持てるだけの財産を積み込み、イタリアのナポリに逃亡した。革命後、宮殿にはファルークが集めた時計や宝石、車、スーツ、古代エジプト美術、切手、コインからコカコーラの瓶、ペーパークリップ、ポルノグラフィに至るまで、膨大な数のコレクションが残されていた。新政府は没収した貴重なコレクションをオークションにかけ、エジプトの債務返済に充てたとされる。

 退位後のファルークはイタリアとモナコで生活し、45歳で亡くなるまで愛人と共に贅沢で華美な暮らしを送った。
ギャンブル好きのファルークはトランプを好み、親しい人々に「いずれこの世界の王は5人だけになるだろう。英国王とダイヤ、スペード、ハート、クラブのキングだ」と語ったと云われる。


 

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