アレクサンデル・セウェルス帝/マルス神

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商品番号:239926

発行国:
ローマ帝国政 
造幣都市:
ローマ 
発行年:
AD232 
額 面:
デナリウス 
金 性:
AR (Silver) 
表図柄:
アレクサンデル・セウェルス帝 
裏図柄:
マルス神立像 
サイズ:
20mm 
重 量:
2.96g 
資 料:
RC7882/RIC246/RSC161a 
状 態:
EF- 

 3世紀、セウェルス朝時代の古代ローマ帝国で発行されたデナリウス銀貨。表面には月桂冠を戴くアレクサンデル・セウェルス帝 (在位:AD222年~AD235年)の横顔肖像が打ち出されています。その姿は短髪に刈り上げられた、青年として表現されています。アレクサンデルは即位時にまだ11歳でしたが、優秀な側近たちと母親ユリア・ママエアに補佐されながら帝国を統治しました。また皇帝本人も実直で穏やかな人物だったとされ、カラカラ帝暗殺後、混乱していたセウェルス朝下のローマ帝国は一応の安定をみました。しかしペルシア遠征の途上で軍の叛乱に遭い、母親と共に暗殺されました。セプティミウス・セウェルスから始まったセウェルス朝は断絶し、ローマ帝国は「3世紀の危機」と称される軍人皇帝時代を迎えます。
 なお、アレクサンデル・セウェルス帝の時代は日本での弥生時代にあたり、邪馬台国の女王 卑弥呼が活躍した時期にあたります。

 裏面には、戦と武勇を司る軍神 マルスが表現されています。鎧に身を包んだマルス神はマントを翻しながら、槍と盾を構える戦闘態勢で表現されています。ローマの始祖ロムルスの父親であるマルス神はローマ軍人の守護神として信奉され、コインの意匠としても度々登場しています。このコインが発行された時期はアレクサンデル・セウェルス帝によるペルシア親征が行われており、ローマ軍の勝利と加護を願ったものとみられます。


 

お客様の声

ワニさん様 投稿日:2020年09月13日
おすすめ度:
私のローマ時代のコインのイメージにピッタリなので購入。

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