商品番号:110132
- 発行国:
- ローマ帝国政
- 発行年:
- AD214
- 額面:
- デナリウス
- 金性:
- AR (Silver)
- 表面図柄:
- ユリア・ドムナ妃
- 裏面図柄:
- ダイアナ女神立像
- サイズ:
- 18mm (コイン本体)
- 重量:
- 3.25g (コイン本体)
- 枠素材:
- SV925
3世紀初頭の古代ローマ帝国で使われたデナリウス銀貨を、古代コインペンダントにしました。周囲の枠は職人の手作業による一点ものであり、世界に一つだけのコインペンダントです。貴重なコインに傷をつけないよう、慎重な加工が施されています。また、バチカン(チェーンを通す部分)には麦穂のデザインをあしらいました。
コインの表面には、セプティミウス・セウェルス帝の皇妃ユリア・ドムナ(AD170年~AD217年)の胸像が打ち出されています。肖像に特徴的な皇妃の髪型は、当時のローマ貴婦人の間で流行したヘアースタイルです。
ユリア・ドムナはカラカラ帝、ゲタ帝の母親としても知られ、文字通りローマ帝国の国母になった女性です。しかし北アフリカ出身の夫セプティミウス・セウェルスと同じく、彼女も生粋のローマ出身者ではありませんでした。
彼女はもともとシリアの聖所エメサの祭司長の娘として生まれました。彼女がまだ若いとき、占星術師に「あなたは帝王天宮図という吉相下の生まれであり、あなたは将来帝王になる男性の妻になる」と予言されました。当時まだ軍人だったセプティミウス・セウェルスはこの話を聞きつけると、すぐにシリアの司祭長の娘に求婚し、自らの妻にしました。結果、ユリア・ドムナはお告げ通りローマ帝国皇帝の妃になったと云われています。
裏面には貞潔と狩猟を守護する月の女神ダイアナ(ディアナ)が表現されています。