アンティーク金貨特集:イギリス

イギリスを代表する金貨は「ソヴリン金貨」です。当時の世界では金品位900(900/1000)が一般的でしたが、 イギリスで発行された金貨はより品位が高く、金品位917 (22金)で造られました。

ソヴリン金貨はジョージ3世時代の1817年から現在まで、時の英国王の肖像を刻んで発行され続けています。 国王順、タイプ別に集めやすく、コレクション向きの金貨です。

イギリスでは国王が交代すると、コインに刻まれる肖像の向きを、先代とは左右逆方向にする慣習があります。 ソヴリン金貨も、ジョージ3世から現在のエリザベス2世に至るまで、肖像の向きを代ごとに変更しながら発行されています。

特に、大英帝国の最盛期を象徴する「ヴィクトリア朝時代」に造られたソヴリン金貨は人気があり、 発行枚数も多いため手に入れやすいコインです。

裏面のデザイン「聖ジョージの竜退治」は、ジョージ3世の時代に活躍した名匠ピストルッチの作によるもので、 現在まで1/2ソヴリン~5ポンドまでの各種金貨の裏面に刻まれ続けています。

英国ではジョージ5世の時代に金本位制が停止された後も、ほぼ毎年ソヴリン金貨の製造を継続しました。 歴史と変わらぬ伝統を重んじる、イギリスの富を象徴する金貨です。

アンティーク金貨特集:イギリス
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