ローマ帝国 セプティミウス・セウェルス帝 コインペンダント
コインには神や特徴的動物といった「縁起物」が多く表現されています。自らに所縁あるモティーフが打たれた古代のコインを、古代の人々は御守りとして肌身離さず持ち続けました。古代から現代まで、計り知れないほど数多くの人の手をわたったコインは、手元に置いて眺めるだけで様々な想像をかき立てます。
セプティミウス・セウェルス帝は北アフリカのレプティス・マグナ(現在のリビア)出身の軍人として頭角を現し、混乱期のローマ帝国で権力を手にしました。セウェルスは自らの政敵に対しては容赦なく、残忍で無慈悲な皇帝として恐れられましたが、自ら帝国の各地に遠征し、ローマ帝国の秩序を回復・維持した武帝として評価されています。
裏面のミネルヴァ女神は、「知恵」「戦略」の女神として知られています。文武両道の美女神として、古代ギリシャではアテナの名で、ローマではミネルヴァの名で崇拝されました。また古代コインにも多く見られるモティーフの一つです。
価格:
66,000円(税込)