マケドニア王国

アレキサンダー大王は東方遠征中、王宮機能をメソポタミア地方のバビロンに移しています。
そのため、バビロン周辺の都市で造られたコインも数多く見られます。
また大王亡き後、忠臣だったカッサドンロスやアンティゴノスらがマケドニアとギリシャを支配し、マケドニア王国として継承しました。

特に海軍基地が置かれた都市アンフィポリスは重要視され、トラキアにも近いことから造幣所が設置されました。 アンフィポリスで造られた銀貨はとりわけ造型が美しく、高く評価されています。