ポルトガル領ティモール島 1958 6エスクード銀貨
ポルトガル領ティモールはティモール島の東半分を占める小さな植民地であり、現在の東ティモール民主共和国にあたる。
本国から遠く離れたティモールは資源に乏しく、また地政学的にもさほど重要性は無かったが、アントニオ・サラザール首相による独裁体制下のポルトガルでは政治犯の流刑地として機能した。通貨は本国のポルトガル・エスクードと連動したティモール・エスクードが流通した。1975年にインドネシア軍による侵攻を受けるとポルトガル軍は撤退し、16世紀以降続いた植民地支配に終止符を打った。
価格:
4,400円(税込)