ドイツ フランクフルト 1841 2ターレル銀貨 都市景観
19世紀以降、多数の領邦国家に分かれていたドイツでは統一に向けた機運が高まり、その前段階として経済の統一が求められた。まず関税同盟が発足し、1838年には同盟諸国による貨幣統一会議がドレスデンで開催された。この会議により統一基準の貨幣導入が合意され、一枚の計算価値を「2ターレル=3-1/2グルデン」とする銀貨の発行が決定した。
これはプロイセンを中心とする北ドイツ諸国のターレル圏と、バイエルンを中心とする南ドイツ諸国のグルデン圏の二大通貨経済圏を統合する狙いだった。
価格:
77,000円(税込)