19世紀～20世紀初頭のイギリスではコインの図柄をエナメルによって彩色し、ペンダントやブローチにする工芸品が流行しました。こうしたコインジュエリーは「ヴィクトリアン」と通称され、熟練の職人による繊細な作業によって、多種多様な作品が生み出されていました。現在では再現困難な、アンティークコインジュエリーです。

　100年以上前に作成された工芸品を、18金枠を付けることによって豪華なペンダントとして生まれ変わらせました。


　大英帝国の最盛期に発行された大型のクラウン銀貨に、美しいエナメル彩色が施されています。名匠ピストルッチの代表作「聖ジョージの竜退治」図の背景を白とし、聖ジョージが羽織るマントを赤色にしています。シンプルな構成ですが、図像をより際立たせ、存在感を増しています。

　裏面には在位50周年の節目に採用されたヴィクトリア女王(在位:1837年～1901年)の横顔肖像が表現され、19世紀 大英帝国の繁栄を象徴しています。

　周囲には豪華な18金の装飾枠を巻き、華麗さと存在感、歴史の重みを演出しています。アンティークと現代の技術の融合。世界で一品だけの特別なコインペンダントです。両面リバーシブルでご利用いただけます。