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  • マルクス・アウレリウス帝/マルス神
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 表面には月桂冠を戴くマルクス・アウレリウス帝(在位:AD161-AD180)の横顔肖像が打ち出され、裏面にはマルクスの名の由来となった軍神マルスが表現されています。

 アントニヌス・ピウス帝の養子として帝位を引き継いだマルクス・アウレリウスは、幼い頃から秀才として周囲から注目され、副帝として養父の治世をよく補佐しました。
 またギリシャ哲学(ストア哲学)に造詣が深く、その一生を通じて瞑想と思索を繰り返し、あらゆる事柄に関して自問自答を繰り返していました。自らを省みるために綴った日々の書簡やメモはまとめられ、後に『自省録』の名で残されました。世界史的名著の一つに数えられたこの書は、長く世界中で読み継がれ、各時代のリーダーたちの愛読書となりました。





 マルクス・アウレリウス帝はローマ帝国の最盛期「五賢帝時代」最後の皇帝であり、まさに賢帝の名に相応しい人物として記録されています。その為、人間的に最も高潔なローマ皇帝として今尚世界中で根強い人気があります。
 彼のストイックなまでの高潔さや禁欲的な生活、その治世を通して美徳を実現させようとした姿勢は、後のローマ皇帝たちからも聖人君主の見本として賞賛されていました。


 

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