表面にはフランス共和国を象徴する女性像「マリアンヌ」が、朝日の昇る大地に種を蒔く姿で表現されています。
このデザインの原型はオスカル・ロティが手がけたフランスコインを代表する意匠であり、ユーロ導入後にアレンジされたデザインです。
ルイ=オスカル・ロティ (1846年~1911年)
オスカル・ロティは19世紀に活躍したメダル彫刻家・デザイナーであり、数多くのメダルを手掛けました。ロティの代表作ともいえるこのコインデザインは、シャルロッテ・ラゴという女性をモデルに製作され、1897年発行の銀貨から採用されています。フランスでは「La Semeuse」の愛称で親しまれ、以後100年以上にわたってフランスのコインに用いられてきました。現在でもフランスで発行されているユーロコインには、デザイン化されたロティのマリアンヌ像が表現されています。