- イラン帝国 1971 1パフラヴィー金貨 パフラヴィー2世
商品説明
パフラヴィー2世(ムハンマド・レザー・シャー・パフラヴィー, 在位:1941-1979)は第二次世界大戦後に米英の支持を得て権力を集中させ、石油国有化を推進したモサデク内閣を排除した後には開発独裁体制を布きました。外資導入や農地改革、教育振興など「皇帝と人民の白色革命」を推進し、高い経済成長を実現した一方で、石油輸出による収入は上層部に独占され格差が拡大し、西欧化に対する国民の不満も増大しました。
この金貨が発行された1971年10月には古都ペルセポリスで「イラン建国二千五百年祭」を盛大に開催し、国威発揚と権威を高めるために莫大な資金が投じられました。しかしこれ以降、オイルショックによる経済不振により独裁体制は動揺し、ホメイニ師に代表されるイスラム法学者たちによる反体制活動が激化してゆきました。
デモやストライキが頻発した1979年1月、パフラヴィー2世は自ら操縦する飛行機に家族を乗せてエジプトに亡命。
2月にパフラヴィー朝は廃止され、イラン・イスラム共和国が成立しました。その後、パフラヴィー2世一家がアメリカに入国したことに端を発し、テヘランでアメリカ大使館人質事件が勃発しました。