• ガレリウス/守護神ゲニウス
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 ガレリウスはバルカン半島の牧夫の子として生まれ、軍人として頭角を現しました。ディオクレティアヌス帝の下、テトラルキア(四帝分治)体制では副帝に任ぜられ、ペルシアとの戦いで功績を挙げました。305年にディオクレティアヌス帝が退位すると正帝に昇格し、308年に引退するまで帝国東方を統治しました。

 治世中にはテッサロニカをはじめ、各地に凱旋門や宮殿を建設し、現在も数多くの遺跡が残されています。引退後は生まれ故郷に戻り、母親ロムラの名を冠した城塞都市フェリクス・ロムリアーナ(*現在のセルビア東部,ザイェチャル市ガムジグラード村, 世界遺産)を建設、311年に没するまでこの地の宮殿で余生を送りました。

 ガレリウスはキリスト教迫害を推し進めた皇帝とされ、キリスト教徒に対する徹底した弾圧をディオクレティアヌス帝に迫ったと云われています。(*ガレリウスはディオクレティアヌスの娘ガレリア・ウァレリアと結婚し、娘婿として影響力を拡大させた)
 そのため後世の歴史家からは厳しく非難され、権力欲と独占欲の強い迫害者として記録されています。エウセビウス著書『教会史』によれば、キリスト教を迫害し続けた報いか、晩年には病気によって性器が腐り落ち窪み、酷い悪臭を放ちながら壮絶な最期を遂げたとされています。


 

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