• アルバニア王国 1937 1フラング・アリ銀貨 ゾグ1世
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 アフメト・ムフタル・ゾグ(1895-1961)は当時オスマン帝国領だったアルバニアのマティ地方を支配した部族長の家に生まれ、イスタンブールの士官学校で学び軍人となった。アルバニア独立後の1922年には首相に選出され、1925年の政変によって大統領に就任、1928年には王政を宣言して自ら国王ゾグ1世として即位した。

 イタリアのムッソリーニ政権の後ろ盾を得て独裁的な統治を行なったが、一方その影響下に置かれることを警戒し、経済的依存にも関わらず要求や圧力を拒み続けた。1939年4月にイタリア軍はアルバニアへ侵攻し、わずか4日で全土を占領。ゾグは国外へ脱出し、アルバニア議会はイタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世を新たなアルバニア王に推戴した。ゾグのアルバニア王国はわずか10年で消滅し、戦後の共産主義体制下では帰国も認められず、2012年の独立100周年に際して遺骸の帰国、埋葬が実現した。


 

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