- NEW
- パルティア王国 テトラドラクマ銀貨 ヴォロガセス1世
商品説明
ヴォロガセス1世は弟ティリダテスをアルメニア王に就けて支配権を伸ばすもローマ帝国と対立。最終的にティリダテスの王位は承認されたが、戴冠式は皇帝ネロによってローマで執り行われた。以降、ローマとの協調関係を維持し、シルクロードを通じた交易路の活性化を推進した。
この4ドラクマ貨が発行されたティグリス川のセレウケイアは、パルティアにおける主要なヘレニズム都市のひとつであり、アルサケス朝に対して度々反抗することもあった。ヴォロガセス1世は独立性の後ろ盾となっている経済力を削ぐため、近郊に新都市ヴァラシャバードを建設。セレウケイアが独占していたシルクロード交易路の利益を引き込むべく対抗した。