• フランス 1960年代 5フラン銀貨 種蒔くマリアンヌ
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 1960年1月、インフレーションの進行に対応するため、フランス政府は1/100のデノミネーション(通貨切り下げ)を実施。旧100フラン=新1フランとして新しい紙幣とコインが発行されました。この5フラン銀貨は1960年の通貨改革によって導入・発行されたコインですが、第一次世界大戦前のコインを復刻したデザインがそのまま採用されています。

 表面にはフランス共和国を象徴する女性像「マリアンヌ」が、朝日の昇る大地に種を蒔く姿で表現されています。
裏面には、大地の恵みを象徴するオリーヴが表現され、農業大国フランスらしいデザインになっています。

 種を蒔くマリアンヌ像の下部には、デザイン・彫刻を手掛けたオスカル・ロティ氏のサイン「O. Roty」の銘が刻まれています。

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               ルイ=オスカル・ロティ (1846年~1911年)

 オスカル・ロティは19世紀に活躍したメダル彫刻家・デザイナーであり、数多くのメダルを手掛けました。ロティの代表作ともいえるこのコインデザインは、シャルロッテ・ラゴという女性をモデルに製作され、1897年発行の銀貨から採用されています。フランスでは「La Semeuse」の愛称で親しまれ、以後100年以上にわたってフランスのコインに用いられてきました。現在でもフランスで発行されているユーロコインには、デザイン化されたロティのマリアンヌ像が表現されています。


 

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