• カラカラ帝/拳闘士
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【ピュティア大祭記念発行】

 ピュティア大祭はオリンピックと並ぶギリシャ四大競技祭典のひとつであり、四年に一度デルフォイ(ピュートー)で開催された。紀元前6世紀頃からアポロ神に捧げられるために催され、当初は音楽や詩歌、演劇が競われる芸術文化の祭典だった。勝者にはアポロ神の象徴である月桂冠が授けられ、月桂冠=勝利の象徴として広く認識されるに至った。その後は規模を拡大して運動競技も実施されるようになり、AD394年にテオドシウス帝によって禁止されるまでおよそ1000年近くにわたって継続された。
 このコインには拳を突き出す裸の男性像が表現され、拳闘士(ボクサー)を表現しているとみられる。周囲部の銘文からピュティア大祭を記念して発行されたものと分かり、ローマ帝国統治下のフィリッポポリスが代表選手を送り出していたことが分かる。


 

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