• 七月王政フランス 1834 40フラン ルイ・フィリップ1世
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 19世紀のフランス王国で発行された40フラン金貨。通常の流通用発行としては、当時の最高額面のコインでした。

 ルイ・フィリップ1世(在位:1830年~1848年)は1830年7月に勃発した市民革命、通称「七月革命」によって王位に就き、資本家や自由主義者をはじめとする市民の支持を基盤にしていました。コインにもそれまで使用されていた「ROI DE FRANCE (フランスの王)」ではなく、市民を代表する意味を込めて「ROI DES FRANCAIS (フランス人の王)」の称号が刻まれています。

 当初は「市民の王」として期待されたルイ・フィリップは、資本家や銀行家などのブルジョワジーを優遇する姿勢から次第に労働者の支持が離れ、「株屋の王」「洋梨(頭部の形から)」などと皮肉られるようになりました。即位から18年後の1848年2月には再び市民が蜂起し、今度は自らが革命によって退位、亡命することとなりました。


 

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