• ササン朝ペルシア シャープール1世/拝火祭壇
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 ササン朝時代のドラクマ銀貨は王の治世が代わっても基本デザインは変わらず、銀の品位や大きさ、重量もあまり変わりませんでした。また広大な国土の各地方に造幣所を設け、大量に生産を行ったことから、中央アジアやアラビア半島などではシルクロード交易の主要な決済手段として用いられました。『西遊記』で知られる中国の僧、三蔵法師玄奘は、西遊記の原案となった著書『大唐西域記』の中で、当時のペルシアで使用されていたドラクマ銀貨について言及しています。主に銅銭を使用していた唐代の中国からみれば、ササン朝ペルシアが発行するドラクマ銀貨は大きく華麗な意匠が施され、また純度も高い優れた銀貨に見えたことでしょう。


 

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