
商品番号:110308
- 発行国:
- ローマ帝国政
- 発行年:
- AD125
- 額面:
- デナリウス
- 金性:
- AR(Silver)
- 表面図柄:
- ハドリアヌス帝
- 裏面図柄:
- ローマ女神立像
- サイズ:
- 18.6mm×17.8mm
- 枠素材:
- Silver925
古代ローマ帝国で使われていた貴重なコインを、本格的なコインジュエリーに生まれ変わらせました。特殊な打ち出し加工のシルバー枠は、見ていて飽きのこない逸品の仕上がりです。世界に一つしかない、完全手作りの一品のみの作品です。
使用されているコインは、古代ローマで一般的な銀貨だった「デナリウス銀貨」です。このコインはハドリアヌス帝の治世中期に造り出されました。当時のデナリウス銀貨は銀の純度が高く、蓄財用として貯め置かれていたものが多く出土しています。
ハドリアヌス帝(在位:AD117-AD138)はローマ五賢帝の一人に数えられた名君であり、イギリスの古代遺跡「ハドリアヌスの長城」でも知られます。日本では映画『テルマエ・ロマエ』で一躍その名が知られるようになりました。
ハドリアヌスの長城跡
彼は「旅する皇帝」とも呼ばれ、在世中は帝国の各地を巡幸視察しました。その足跡は、北はブリテン島~南はエジプトまで果てしなく広がっています。
また、ローマ皇帝として初めて豊かな頬髯を蓄えたことでも知られています。ハドリアヌス帝が頬髯を蓄えた理由は定かではなく、ギリシャ文化趣味の表れとも、戦闘中に付けられた頬の傷を隠すためとも云われています。しかし彼の後の歴代皇帝たちは、続けて頬髯を生やすスタイルを継承しました。その姿は、当時発行されていたコインにも明瞭に表されています。
※ティアラ・インターナショナル株式会社発行『コイン保証書』付属