コンスタンティヌス大帝/太陽神ソル

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商品番号:223451

発行国:
ローマ帝国政 
造幣都市:
ローマ 
発行年:
AD314 
額 面:
フォリス 
金 性:
AE 
表図柄:
コンスタンティヌス1世 
裏図柄:
ソル神立像 
サイズ:
21mm 
重 量:
4.11g 
資 料:
RC16096 
状 態:
EF 

 4世紀初頭、コンスタンティヌス大帝治世下の古代ローマ帝国で発行された小型青銅貨。この時代に流通した小額コインの中では大変状態の良い一枚です。コンスタンティヌス帝の髪の毛や表情など、細部まで美しく残されています。

 表面には、月桂冠を戴くコンスタンティヌス1世(在位:AD307年~AD337年)の軍装胸像が表現されています。その周囲部には「IMP CONSTANTINVS P F AVG (最高司令官コンスタンティヌス 敬虔にして幸運なる帝)」の尊称号銘が刻まれています。

 裏面に表現された太陽神ソルは、ローマ軍に戦勝をもたらす守護神とされ、コインの裏面に度々表現されています。肩にマントを羽織った太陽神は右手を掲げ、左手には球体(太陽、または世界=ローマ帝国を象徴)を持っています。


              constantinus.jpg

                 コンスタンティヌス1世の巨大頭像


 コンスタンティヌス1世は分裂上にあったローマ帝国を再統一し、強力な軍事力と政治力、類稀なカリスマ性をもって帝国を統治しました。新都コンスタンティノポリス建設や初のキリスト教公認、異民族との戦いなどから、後世には「大帝」と称されています。特に彼自身も晩年にキリスト教の洗礼を授かり、初のキリスト教徒皇帝になったと云われるほど、キリスト教徒にとっては英雄視された人物です。

 コンスタンティヌス1世の登場は、ローマ帝国とその後のヨーロッパ、西洋の歴史に大きな影響を与えました。特にキリスト教を公認化したことは、世界史上の大きな転換点と認識されています。


 

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